「全身脱毛しようと脱毛サロンを調べていたら、医療脱毛のことも気になってきた」
という方が結構いらっしゃいます。
このページでは医療脱毛で中でも質問が多い回数と料金、そして脱毛サロンとの違いについて説明します。
目次
全身を医療脱毛するときの料金は?
全身を医療脱毛するとき、いちばん気になるのは料金がいくらかかるかだと思います。「医療」という名がついていても保険はきかないので、果たしていくら必要なのか不安になるのも無理はありません。金銭面の理由で医療脱毛を敬遠している方も多いと聞きます。
代表的なクリニック・美容外科の料金を調べてみると、平均しておおよそ
全身のみ・・・1回につき5万円台後半
全身、VIO・・・1回につき6万円台後半~7万円台
全身、VIO、顔・・・1回につき7万円台後半~8万円台
※キャンペーン価格は入れていません
全身脱毛といってもVIOや顔は含まれていないことが一般的です。ざっくりですがVIO追加でプラス1万円、顔追加でプラス1万円です。
全身を医療脱毛するときの回数は?
あくまでも上記は医療全身脱毛1回あたりの料金です。これが何回かかるのか、ですね。それによってお財布の事情も大きく変わってきます。
各クリニックとも、全身脱毛はだいたい5回から6回と想定しているようです。したがって、総額を計算すると
全身のみ脱毛完了まで・・・30~40万円台
全身、VIO脱毛完了まで・・・33~45万円台
全身、VIO、顔脱毛完了まで・・・38~50万円台
と考えられます。あくまでも目安としてくださいね。
また、毛の生え方には個人差がありもっと多くの回数が必要となる場合があります。追加料金不要のクリニックもありますが、基本的には必要となります。
一般に顔やVIOは足や腕などの他の部位より自己処理を必要としなくなるレベルに達するまで時間がかかるので、全身脱毛に顔とVIOを含めている場合は1回の料金も高くなり、追加施術の可能性も高くなると言ってよいでしょう。
顔やIラインなど部位別の医療脱毛の回数
では部位別に医療脱毛するとき、回数はどれくらい必要なのでしょうか。
毛の生え方を本数の違いなど個人差があることなので一概には言えませんが、各クリニックが発表している情報やレビュー・口コミを参考にしてまとめました。
多くの回数が必要な順に並べてあります。やはり顔やI・Oラインが時間かかるようです。そして脱毛したいという人が多いのも、顔とIラインなのです。
部位 | 目安回数 | 毛の特徴 |
顔 | 6~10回 | うぶ毛が多く額、頬、あごなどで生え方も異なる |
I・Oライン | 6~10回 | 非常にデリケートでIは毛量が多くOは自己処理できない |
ワキ | 5~10回 | 皮膚が薄いため自己処理より医療脱毛がおすすめ |
うなじ | 6~9回 | うぶ毛は多いが範囲が狭く短時間 |
背中 | 5~9回 | 毛は細いが密集して生えている |
Vライン | 4~7回 | デリケートで毛が太い |
腕 | 4~6回 | 毛が細くて脱毛は楽 |
足 | 4~6回 | 広範囲だが脱毛効果がわかりやすい |
おしり | 4~6回 | ほとんどがうぶ毛 |
胸 | 4~6回 | 乳輪周りは皮膚が薄くて繊細 |
お腹 | 4~5回 | 皮膚が薄めなのに毛が太い |
上記はおおよそ自己処理が不要になるまでの医療脱毛の回数です。これより進んで全く無毛の状態、つるつるな状態にしたいならば、各部位とも最低10回の施術は受ける必要があります。
医療脱毛とサロンでの脱毛の違い
レーザー脱毛か光脱毛か
医療脱毛とサロンでの脱毛の根本的な違いは、脱毛の方式にあります。
医療脱毛で行われるレーザー脱毛、サロンで行われる光脱毛とも、光を毛根に照射して施術するのは同じです。当てる光の性質が異なります。
レーザー光は波長が一定していて直進し、光脱毛のIPLという光は波長が定まっておらず進む方向がばらけるなどの違いが挙げられますが、端的に言ってしまえば
「レーザー光の方が強い」
ということです。
レーザー光の威力は、一度の照射で毛根細胞を焼き切ってしまう程です。対してIPL(光脱毛)はそこまで強い光ではありません。
脱毛サロンでそのように強い光で施術することは禁止されています。なぜクリニックや美容外科で強い光であるレーザー光が許されているかというと、医師によって施術されるからです。万が一、施術中にやけどしたり、施術後に肌がかぶれるなどのトラブルが起きた場合に、適切な処置を早期に行えます。
脱毛サロンには医療従事者が存在しないので、歯止めがかけられているわけです。いくら経験が豊富であっても通用しません。ゆえに毛根細胞を焼き切るところまではせず、ダメージを与えて不活性化するまでとなります。
このように光の威力に違いがあるので、多くの面で差が出てきます。
医療脱毛のメリット・デメリット
医療脱毛は強い光を照射するので脱毛効果が高く、サロンよりは早く結果が出ます。医師による施術なので信頼感も高まります。トラブル対応も安心して任せられます。そして毛根自体がなくなるので、毛が再び生えてくる可能性はゼロに近いと言えます。
反面、刺激も強く肌トラブルが起こりやすくなり料金も高くなるのが医療脱毛のウイークポイントです。脱毛サロンより専門機関が少ないことも事実です。
脱毛サロンのメリット・デメリット
一方、脱毛サロンではそこまで強い光は当てられないので、効果が出るまでの期間が医療脱毛よりは長くなります。トラブル対応力も医師ほどは高くないでしょう(とはいえ、経験豊富なスタッフさんもいますが)。脱毛サロンでは毛根細胞は残っているので、しばらく経てば再び発毛してくることもありえます(個人差があります)。
しかし脱毛サロンではそもそも肌トラブルが起こりづらく、料金も医療脱毛よりは安く済みます。料金体系もさまざまあり、キャンペーンもよく実施されています。全身脱毛のコースもバリエーションがあり、顔やVIOが初めから含まれているサロンもあります。店舗の数が多いのも便利な点でしょう。
まとめ
全身を医療脱毛するときの料金と回数、そして脱毛サロンとの違いについて理解していただけたでしょうか?
どちらにもメリット・デメリットがあって一概にどちらがいいとは言えません。その人の毛質・肌質や環境にもよるでしょう。
クリニックも脱毛サロンも無料カウンセリングを実施しているところがあるので、一度話を聞いてみてから決めるのもおすすめです。
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